障碍者雇用の転職を始めます
こんばんは。ヤマです。 仕事、プライベート共に忙殺されておりました。
プライベートも、仕事を紹介してくれた友人にお付き合いをしておりずっとオーバーワーク気味でした。
それが爆発したのか、先日で職場で熱中症にかかり救急搬送され、体の抵抗が極端に落ちたのでしょうか、ウイルス性の風邪にかかり全身蕁麻疹(じんましん)になってしまいました。 体は弱いほうだったのだけど、食生活は質素ですし体も動かすようにしているので自分自身驚きました。
原因はストレスや睡眠不足が考えられますが、一番はストラテラの副作用なのではないかなと、考えています。
ストラテラの効能
副作用を語る前に僕が受けた効能を先にお伝えさせてください。 人によって効果が様々と言われているストラテラ。ADHDの患者の7割に効果があると言われておりコンサータと並び二大巨頭の薬といえるかと思います。 僕も、運よく効果を感じるほうでした。
感じるほう、というより絶大な効果でした。
具体的には
- 多動がなくなる
- ミスが減る
- 睡眠時間が減る
- 吃音(きつおん)がなくなる
- 聴覚障害がかなり軽減する
- 字がミスなくきれいに書ける
- 視野が広がる
- やるべきことをすぐに取り掛かれるようになる
- ストレス耐性が上がる
- 鼻炎が治る
といった自分が悩み続けていたすべての症状に効果があり、定型の人はこんな世界に立っているんだ、と感動してしまいました。 本当に、普通の人のように振舞えるようになったんです。 定型の人と一緒に仕事をしてコミュニケーションも円滑にできて、下がりに下がっていた自己肯定感もかなり向上しました。
自分に足りない脳内物質はノルアドレナリンだったんだなと、わかった瞬間でした。
ただ、絶大な効能だけを享受することはできませんでした。
副作用も半端じゃない
様々な副作用が報告されていますが一言でいうと
体から水分が失われる ことだと思います。
個人的に最も苦しめられたのが口の渇きです。口が乾くので口臭が悪化します。洗口剤を使ったりしたのですが効果は虚しく一日中マスクをする日が続きました。 ですから、人と話すことが怖くなるんですよね。
就職した目的の一つに様々な人と雑談がしたい、という目的があったので結構なダメージでした。 マスクも一時的ならいざ知らずこの先ずっとつけ続けるのは難しいなと、感じていました。
また体から水分が失われるので便秘になります。 それはもう、半端じゃない便秘です。 自分の場合は便がずっと黒かったので主治医に相談したところ腸内が出血している可能性が高いと言われました。
⚠食事中の方は見ないでください
— ヤマ (@adhd_challenge) 2017年7月13日
病院でストラテラを飲み始めてからずっと便が黒い、という悩みを伝えたら腸が出血している可能性が高いと言われた。
原因は水分が体から奪われて便が固まり腸内を傷つけているからだろう。
副作用、半端じゃないねえ…
皆さんも、気をつけて下さいまし…
ただこれはマグミット錠という腸内に水分をもたらす薬でだいぶ緩和されるそうです。 また、体力もなくなったなと感じましたね…
熱中症になった原因を考えてみる
改めて自分が熱中症にかかった原因を考えてみます。
熱中症は体に水分が失われた状態になるとかかる、と言われています。 職場はかなり暑いのでただ立っているだけで滝のように汗が流れていきます。 そこでストラテラのように体から水分が奪われる薬を飲んでいたらどうでしょう。
汗をかく水分がなくなりますから体に熱だけがたまっていきます。 容易に熱中症にかかりやすい人間の出来上がりですよね(汗)
ただストラテラを飲まないと仕事ができるといえるラインに立てなかったのでそれがわかっていても服用が辞められませんでした。
じゃあ今後どうするか
今回の出来事でどれだけハードルを下げても一般雇用を満足に自分がこなすことは難しい、とうよりも無理だと考えるほうがいいのかなと感じました。
なので障碍者雇用の転職活動を始めることにしました。
かれこれ7年、一般雇用にこだわって身を削りながら働いてきたのでもう十分かなと思います。 こう発言すると非難されるとは思いますが僕は障碍者雇用で働くことだけはしたくない、と意固地になって拒んでいました。
給料が安いこともありますが一番の理由は配慮を受けたくないから、という点です。 障碍者雇用で働くということは
「私は障碍者なので配慮をしてください」
と周りにアピールしているようなものです。 これが僕には耐えられないと思っていたからです。
ずっと今まで、自分が発達障害だと診断された後も周りに配慮を求めたことは一度もありませんでした。今まで共に成長してきた仲間に対して対等な人間でありたいと願っていたからです。 対等だからこそ、悩みを打ち明け共に悩んだり、悲しんだり、時には笑ったりすることができていました。 それだけが僕の守らなければならない最後の砦だと思っていました。
ですがその仲間たちも家庭を作り、最近は音沙汰がありません。 僕のほうから連絡を取りづらくなり、縁が遠のいていきました。 僕は、彼らとは違うので、彼らと一緒に次のステージに足を運ぶことができませんでした。
だったらもういいんじゃないかなと、思ったのです。 同じ道を歩めないのであればせめて残りの人生はただ自分が生きやすいものであって欲しい… 聞こえは悪いと思いますが自分にとって優しい生活を過ごしたいと思うようになりました。
幸い今は精神障碍者の雇用が旺盛である、といって差支えがない状況だと思います。 もちろん身体、知的障碍者のほうが採用されやすいのは変わりはありませんが十年前に比べると格段に良くなっていると思います。
この流れに身を任せ、少しでも生きやすい生活を模索していこうと思っています。
ブログの更新も頑張ります^^